去年12月に購入してから一緒に毎日を過ごしてきた私のMacBookですが、突然バッテリーの調子がおかしくなってしまいました。。。
ACアダプターに繋いでも充電されないのです。
バッテリー状態を見るも1%から全く残量が増えず、修理サービス推奨の文字が。
「あれ…まだ買ってから一年足らずなのに、劣化するの早くない?」
そうなのです。
リビングから全く動かしていないし、落としたこともありません。
今回の記事では、私も行ったMacBookを修理に出す前に自分で行える対処法を紹介していきます。
バッテリーが充電されない時の対処法
以下が対処法です。
修理に出す前に自分で改善できないか、上から順番に試していきましょう。
接続を確認する
✅ 電源ケーブルやACアダプターの故障により充電できない可能性があります。
傷んで断線していないか確かめましょう。
✅ 純正ではない物を使っている場合、最初に付属していた純正のもので実際に充電できるかチェックすると良いと思います。
✅ 接続部にホコリが溜まっていないかも見ましょう。
✅ 逆にコンセントが壊れているケースも考えられるので、コンセントを変更しても試しましょう。
MacBookが発熱していると事故防止のために充電がブロックされるので、異常に熱くなっている場合は一旦放置して放熱させましょう。
再起動
MacBookに限らず、だいたいのパソコンの不具合は再起動すれば改善することがあります。
左上の「Appleマーク」→「再起動…」
それでもダメなら次です。
ソフトウェア・アップデート
MacOSのバージョンが古い場合でも充電できなくなる場合があるようです。
できれば最新のものにアップデートしておきましょう。
左上の「Appleマーク」→「このMacについて」で現在のバージョンを確認できます。
最新ではない場合「ソフトウェア・アップデート」をクリックしてアップデートを行いましょう。
ちなみに現在(2021年12月27日)の最新OSはMontereyですが、インストーラーのサイズが軽く12Gを超えるのでWi-Fiが無いとキツイです。
私の家ではネット回線をスマホのデザリングで取り繕っているため、アップデートするのにわざわざ実家(片道1時間超)まで行きました。
はよ契約して!
…改善されなかった為、次へ。
SMCリセット
System Management Controller(システム管理コントローラー)に問題があることが原因で、充電できないのかもしれません。
SMCリセットを実行してみましょう。
- 「Appleマーク」→「システム終了」
- 電源が切れたら「Shift + Control + Option」を同時に7秒間押す。
- さらに「電源ボタン」も追加で7秒間押す。
- キーから手を離し、通常起動する。
改善されないなら次です。
NVRAM(PRAM)リセット
Appleシリコン搭載の以下のMacBookはNVRAMリセットができません。
- MacBook Pro (14-inch, 2021)
- MacBook Pro (16-inch, 2021)
- iMac (24-inch, M1, 2021)
- Mac mini (M1, 2020)
- MacBook Air (M1, 2020)
- MacBook Pro (13-inch, M1, 2020)
私のMacBookもできませんでしたが、やり方だけ紹介します。
- 「Appleマーク」→「システム終了」
- 電源ボタンを押して電源を入れる。
- 電源を入れたらすぐに「Option + Command + P + R」を同時に20秒ほど押す。
- 十分押し続けたらキーを離す。
NVRAMリセットは以上です。
上記を行ってダメなら修理を依頼する
できることは全て行いましたが改善されず…
自分ではどうすることもできないと思い、Appleのサポートセンターに問い合わせをしました。
新潟にはApple Storeがありませんがサポートセンターの方いわく、ビックカメラ新潟店2階のApple製品修理サービスカウンターで修理を依頼できるそうです。
私もここを予約して行ってきました。
そして診断結果ですが、やはりバッテリーの劣化が原因でした。
「パソコンは熱に弱い」ということは常識だと思いますが、なんと
「寒さにも弱い」そうです。
ここ新潟はとにかく寒いのです。
リビングとはいえ冬の朝は室外と温度がそう変わりません。
足裏が廊下に張り付きます。地獄です。
その寒さにバッテリーもやられてしまったのではないでしょうか?
あと他に気になったことですが、店員さんがめっちゃ丁寧なのです!!
驚きました。
接客が神がかっている。
もちろんサポートセンターの方も聖人のようでした。
「最近寒くなってきたから体に気をつけて〜」的なことを最上級に丁寧な言葉で送ってきてくれました。
これが世界企業Appleの本気か…
今後も末永くお世話になりたいと思います。
最後にバッテリー交換にかかった料金ですが、
¥0円
でした。
購入から1年未満だったため、メーカー保証で無料となりました。
Appleありがとう!!
次からはちゃんとお金払うからね!!
さいごに
まとめるとMacBookを修理に出す前に自分でできることは次の5つです。
- 接続を確認
- 再起動
- ソフトウェア・アップデート
- SMCリセット
- NVRAMリセット
これらを行っても改善されない場合、修理に出した方が良いです。
公式によるとバッテリーの耐用年数は一般的に2、3年みたいですね。
余談ですが、「Option」を押しながら左上「Appleマーク」→「システム情報」→「電源」で以下の画面を見ることができます。
ここではバッテリーの詳しい状態を確認することができます。
充放電回数が1000回を越えたらそろそろ交換時期なので、目安にしても良いでしょう。
(画像は新品のバッテリーなので0回となっています)
以上、参考にして頂けたら嬉しいです。
おわり
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