2014年に新車で購入してから虎の子のようにずっと大事に使ってきた私の愛車ですが、もう10歳近いこともあり色々な箇所に経年劣化の片鱗が見え始めてきました。
その一つが ヘッドライトの"黄ばみ"と"くもり"です。
パッと見カッコ悪いですよね〜。
初期の頃は全然そんなことなかったのに、5年目を過ぎた辺りから頻度良く黄ばみが出始めるようになりました。
どんな車であれ紫外線の影響でほぼ確実に劣化は進んでいくのです。
そのままでは車検に通らないので毎回車検と一緒にヘッドライト磨きもお願いしていて、車検費用とは別に金額が両目で3,300円かかります。
完璧に施工しても結局半年ぐらいでまたすぐ色が変わってしまって「3,300円払うのもったいないなー」と思うようになり、自分でできないかとネットの海を探し回りました。主にYoutubeです。
とは言っても自分はヘッドライト磨き初心者かつ車いじり得意ではないのです。
なので比較的カンタンで失敗するリスクが少ない方法、
「市販の専用キットを使って施工しよう!」
という結論に至りました。
目標は車検に通るくらいの綺麗さで十分。
点数でいうと80点ぐらいを目指します。
これなら私のようにガチ初心者でも取り組めますし、ハードル低いので女性でも大丈夫そう。
当然のことですが、自己責任です。失敗したくないなら車屋さんに頼みましょう。
今回の記事ではド素人の私が市販の専用キットを使ってヘッドライトを自分で磨いた場合の費用と仕上がりについて書いていきます。
これから自分でやろうと思っている方の参考になれば嬉しいです。
ヘッドライト磨き 用意するもの
- 「呉工業 LOOX ヘッドライト クリア&プロテクト」
- 「CARALL ヘッドライト クリーナーパッド」
- 耐水性ペーパー
- マスキングテープ
- 汚れても良い布
ひとつずつ紹介していきます。
「呉工業 LOOX ヘッドライト クリア&プロテクト」
Vポイント(旧Tポイント)が貯まる某カー用品店で、1,800円くらいで購入しました。
ヘッドライトクリーナーとコーティング剤がセットになっています。
この商品の凄いところはクリーナーを塗るだけで頑固な黄ばみや白化を落とすことができ、こする必要がありません。
この商品だけでも十分綺麗になるらしいのですが、「前もってペーパー等で研磨すると尚良し」とのレビューを拝見したため私はこれを使う前に研磨しようと考えました。
やるからには完璧を求めたいからです。
水垢などを事前に落としたほうがクリーナーの効果をより高められるでしょう!
こちらの商品は楽天市場にもあります。もし宜しければこちらからどうぞ。
「CARALL ヘッドライト クリーナーパッド」
なぜか私の車のスミっこに1個落ちていたので使います。
前述した通り、専用キットだけでも綺麗になるみたいなので面倒くさかったら使わなくて良いです。
たぶん過去に自分でやろうと思って1個使ったまま余ったやつを放置していたのでしょう。
もったいないので今回併用します。
耐水性ペーパー
新潟だとコメリやムサシ等のホームセンターにあります。
Youtube情報だと最初は目の粗いもの(#800~1000)から始めて徐々に目の細かいもの(#1000~2000)にしていくと良いそうなのですが、今回は後に専用キットが控えていることもあり#2000番しか購入しませんでした。
ちなみに1枚80円くらいです。
マスキングテープ
研磨時のボディへのダメージ軽減用にダイソーで購入(110円)。
これがあればボディ塗装を傷つける心配なくジャッジャジャッジャ削れます。
精神衛生上必須 です。
ですが私のように研磨しないで専用キットだけで仕上げる場合は不要となります。
汚れても良い布
これはクリーナーをぬぐう時や研磨した時の水分を拭くために用いるもので、正直何でも良いです。
私は着なくなった服をテキトーに切って使いました。
汚れたら捨てるだけですし、わざわざ購入することもないでしょう。
ヘッドライト磨き 自分でやってみる
ということで実際にやっていきます。
まず初めに洗車です。これで砂や汚れを綺麗にします。
私はENEOSの洗車機にブチ込みましたが、自分で手洗いしても良いでしょう。
水気を拭き取ったらマスキングテープで養生します。
細いタイプのものでしたら写真のように二重にすると良いです。
私は最初一重でやっていましたが、後工程の磨きで剥がれしまったので二重でやるのがオススメです。
その後クリーナーパッドで磨きました。
十分に水を付けて摩擦を軽減しながら力を入れず、表面をなぞるように手数で磨いていくのがコツです。
商品的にはこれだけでも十分と謳っているのでなかなか綺麗になります。
仕上がりはこんな感じ。水垢を一掃できてこれで終わっても良いくらいギャンギャン。
が、せっかく購入したペーパーが泣いていたのでここから耐水性ペーパー#2000を使っていきます。
「さらに綺麗になるのでは?」との期待を込めて磨いていきます。
「あれ?ちょっと曇ってね?」
よく見ると分かるのですが、若干曇りが復活しているような…
写真を撮っていたので変化がよく分かります。
磨き方が下手くそだったのか細かい線キズが増え、それが曇りに直結したようです。
すぐクリーナーパッドで磨いたら復活したので大丈夫でした。
順番的には 耐水性ペーパー → クリーナーパッド が正解だったようです。
磨きが終わったらマステを取り、十分に乾燥させます。
乾燥が終わったらまたマステを貼りコーティングの作業に移ります。
乾燥終了時点で多少曇りがありましたが、コーティング剤を塗ったらみるみる透き通るようなヘッドライトになりました。
コーティング剤が完全に硬化するまでの約24時間は水かけ厳禁なので、次の日天気が悪い日は避けたほうが無難です。
カーポートに停めている方で朝の結露が気になる方は天気予報の最低気温にも気をつけましょう。
水分厳禁なので結露に注意すること
夏〜秋ぐらいがベストです。私は最低気温10℃かつ3日連続晴れの日を狙ってやりました。
ということで、終わりよければ全て良し。
途中焦った場面がありましたが素人でもここまで綺麗になります。
以上。参考になれば嬉しいです。
おわり