キャッシュレス時代の昨今において、クレジットカードを持つのはもはや当たり前となってきました。
そんなクレジットカードを発行する上でかかせないものが個人の信用力。"クレジットヒストリー"です。
自分の信用力を磨いておかないと、住宅ローンや車のローンを組もうとした時に組めなかったりとデメリットが大きいのです。
今回はクレヒスを傷つけるNG行動について紹介していきます。
いざという時に困ることが無いように、普段から気を付けていきましょう!
悪いクレヒスにするNG行動5つ
クレヒスを傷つけるNG行動は5つあります。
- 支払い遅延、延滞をする。
- 短期間に複数枚の申込み。
- すぐ解約する。
- 審査落ちを繰り返す。
- 換金性の高い商品を複数購入。
では順番に見ていきましょう!
支払い遅延、延滞をする
銀行の信用があってこそのクレジットカードです。
口座振替日にお金が無いということは最もやってはいけません!!
たとえ1日遅れであっても非常にまずい行動で、遅延をしたという情報はクレカ会社に残ります。
この遅延、延滞の期間が長くなると信用情報機関(CIC、JICC、全国銀行個人信用情報センター)に登録されます。
簡単に言うと、他のカード会社と銀行に「この人は支払い遅延をしました」と情報が共有されるのです。
今後ローンが組めなくなったり不利になるので、絶対に回避せねばなりません。
短期間に複数枚の申し込み
1,2ヶ月の間に複数枚のカード発行を申し込むのもNGです。
私は以前、モッピーのポイント稼ぎの為にやったことがあるので耳が痛いです…やめましょう。
『複数枚発行したい=お金をすぐに使いたいorたくさん使いたい』
と判断され、その方の支払い能力を超える利用をされるリスクが高まるので審査が通りにくいです。
申し込み情報は個人信用情報機関に6ヶ月間残るので、どうしても作りたい場合は最低6ヶ月は間を空けましょう。
すぐ解約する
クレジットカードを発行するとポイント還元が得られたり、何かしらの入会特典をGETできたりします。
最近はその入会特典もだいぶ豪華になってきました。
『 発行 → ポイントGET → 即解約 』を短期間に繰り返す方も、入会特典目当てと判断されクレヒスに傷がつく場合があります。
カード会社としても特典分のマイナスを、長期的にカードを使ってもらうことで回収したいですから利用者にすぐ解約されては丸損なのです。
また"クレジットカードをほとんど利用しない"といった行為もカード会社にとってはメリットが薄いので、カード更新時に退会扱いになることもあります。
少なくとも一月に1回は使うようにしたいですね。
審査落ちを繰り返す
クレジットカード新規入会の申し込み情報は信用情報機関に半年間残ります。
「審査に落ちた」という事実は、新たに発行するカードの審査に悪く影響するとも言われているので一度審査に落ちた場合はしばらく間を空けたほうが良いでしょう。
本当に欲しいクレジットカードなら構いませんが、年収や条件が自分には厳しいと思われる審査に玉砕覚悟で挑むのは控えたほうが良さそうです。
換金性の高い商品を複数購入する
『 ギフト券を大量にクレカ購入 → メルカリ等で転売 → 現金化 』
高額商品やギフト券を大量に購入することは、"クレジットカードの現金化"と言われる行為が疑われます。
この行為はクレジットカードの利用規約に触れてしまいカード利用停止となるので絶対にしてはいけませんし、疑われるような行為も避けたほうが良いでしょう。
スーパーホワイトについて
今まで現金しか使ってきておらず、クレヒスが真っ白という方も中にはいらっしゃるかと思います。
このまま30歳を過ぎると"スーパーホワイト"と言われる状態になります。
一生ローンを使わないなら問題ありませんが、将来ローンで家を買いたい or 車を買いたいと思っているのなら避けたほうが良いでしょう。
クレジットカードやローンの融資が下りない場合があるからです。
なぜならスーパーホワイトな人というのは銀行側から見て「何かしらの金融事故を起こして信用情報機関から一切の記録が抹消された人」と区別がつかないからです。
20代なら単純にまだクレカやローンを使ったことがないのだろうと判断されても、30代で真っ白というのは銀行としても
「過去に何かやらかした?裏があるのでは?」
と警戒せざるを得ません。
真っ白にしたままより、少額でも毎月コツコツ利用することでそれが実績となります。
"クレヒス真っ白な30歳"より、
"毎月1,000円のクレカ利用があり支払いを滞納していない30歳"
の方が銀行側から見て安心できる方と言えます。
良いクレヒスにするには
では逆に、良いクレヒスにするにはどのようなことに気を付ければ良いのでしょうか?
単純なことですが支払いを遅延しない、長期間利用するといった基本的なことをやっていくしかありません。
また固定費の支払いに設定するなどして利用回数を増やすのもおすすめです。
余談ですがクレジットカードの裏面の署名は貰ったら必ず記入しましょう。
署名そのものに決まりは無く、自分が書いたものと証明できればニックネームでもイニシャルでも問題ないのですが、
もちろん 漢字推奨 です。
漢字は画数が多く、日本人以外の人にとってバランスが取りづらく真似されにくいといったメリットがあります。
余程の理由が無い限り、漢字&フルネームで防犯しましょう!
最初のクレジットカードの選び方、おすすめ条件
初めてのクレジットカード選びで重要なポイントは次の点です。
- 年会費無料である
- 国際ブランド(VISA or Mastercard)が選べる
- ポイント還元率の高さ
- ポイントの使いやすさ
上記の条件を満たしたおすすめカードを紹介します。
楽天カード
公式HP
年会費永年無料かつポイント還元率1%、収入が高くなくとも比較的審査が通りやすく初めてのクレジットカードにはぴったりと言えます。
楽天ポイントは楽天市場のほか、街のいろいろなお店で使えます。使いやすさという観点からもおすすめできます。
国際ブランドはVISAかMastercardを選びましょう。
楽天ゴールドカードは初めての方にとって持つメリットが薄いので、最初は普通の楽天カードで十分だと思います。
モッピーを併用することでさらにポイントがGETできるので良かったらどうぞ。
こちらに詳しく書いています。
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【計19,000Pゲット】モッピー経由でお得に楽天カードを発行
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おわり